元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者の石田順裕(36)が、日本未公認のWBO王座挑戦のため日本ボクシングコミッション(JBC)に引退届を提出した。27日、グリーンツダジムが発表。国内ライセンス返上でフリーの立場となった石田は、現地5月1日にWBO世界ミドル級王者ディミトリー・ピログ(ロシア)に敵地モスクワで挑戦する。合宿先の米ロサンゼルスから現地入りした石田は「私を育てて保護してくれたJBC、グリーンツダジム関係者の方々に深く感謝します」とコメントした。