ゼロワンは11日、急性肺炎のため欠場中の元第64代横綱の曙太郎(43)が、保持する世界ヘビー級王座とNWAプレミアムヘビー級王座を返上したと発表した。全日本のアジアタッグ王座に続き、保持する王座を全て返上した。曙は8月26日に横浜で行われたノーロープ有刺鉄線・電流爆破デスマッチで、大仁田厚(54)を下したが、試合後に火炎攻撃を受けた。その影響もあり、同30日に急性肺炎で入院。全治1~2カ月の診断を受けた。今月7日に退院、自宅療養を続けている。ゼロワン関係者は「だいぶ元気になりました」と話したが、あまりの巨体で検査器具がなく、外部から取り寄せるため、精密検査は24日になるという。同関係者は「結果を待って、復帰について話し合いたい」と話した。