総合格闘家の石井慧(26=I

 DASH

 RHINO)がアントニオ猪木の目の前で1年前の雪辱を果たす。大みそか「INOKI

 BOM-BA-YE

 2012」(東京・両国国技館)で元UFCヘビー級王者ティム・シルビア(36=米国)と総合ルールで激突する石井は26日に米国から帰国。昨年大みそかヒョードル戦で1回KO負けして以来の再起戦に向け「この1年間、ピカイチの劣等感にまみれた。それを試合にぶつけたい」と宣言した。

 ヒョードルに敗れた直後に石井が倒れていたリング上で、アントニオ猪木による年越し「1、2、3、ダー」は行われた。ダメージで記憶はないが、後日に親族から状況を伝え聞いた石井は「悔しい。総合格闘技の開拓者である猪木さんの名前を汚さない試合がしたい」と宣言した。

 真顔の決意表明する一方で石井節も忘れていない。大会メーンは藤田-小川戦が確実だが「主役は小川じゃないでしょ」と自らを指させば、対戦するシルビアについても「今は警察官で高速道パトロールをしている。昔は薬局勤務。もう彼は丸裸です」とニヤリ。最後は「ボクは(日本柔道男子)ラストゴールドメダリスト」と石井流ジョークも全開だった。【藤中栄二】