元十両で、11年4月に八百長問題で解雇された星風(30=モンゴル)が、4月5日のIGF両国大会(東京・両国国技館)で格闘家デビューすることが24日、発表された。都内のジムで会見した星風は、「相撲では力が出し切れなかったので、この道しかないと思って頂上を目指す。今までためてきた気持ちを発散する」と意気込みを語った。

 モンゴル時代にはボクシングの経験もあり、「自分の相撲は格闘技に向いているんじゃないかとも思っていた」と話すなど、自信満々。両国国技館での試合については「今まで育ってきた場所なので、白星を挙げたい」と話した。対戦相手には、同じく相撲出身の鈴川、将軍岡本や、沢田などが候補に挙がっている。