亀田ジム新会長に就任予定の同ジム吉井慎次トレーナー(50)が28日、都内の東日本ボクシング協会を訪れた。会長就任が承認された24日の同協会理事会後、初めて公の場に姿を見せた吉井氏は、オーナーライセンス取得申請に必要な書類を受け取ると、無言のまま帰路に就いた。同行した嶋マネジャーは「それ(大毅-坂田戦の交渉具合)も含めて、またあらためて話せる時に話します」と語った。同協会の北沢事務局長は「2人で力を合わせて頑張ってくださいと言ったら『しっかりやります』と言ってました」と話し、亀田ジム再建への意欲を示していたことを明かした。吉井氏は週明けにも日本ボクシングコミッションに申請書類を提出する見込み。