奇手の居反りを得意として関学大から初めて角界入りする宇良和輝(22=木瀬)が25日、大阪市内で開かれた学生相撲出身力士を励ます会に出席した。

 力士約50人の他、ファンや関係者など総勢350人ほどが詰めかけた会でも、注目度はNo.1。開会早々に名前を紹介されると、拍手喝采を浴びた。26日に部屋に入る予定の宇良は「関学大のOBの方もたくさん来ていただいて『けがをせず頑張れ』と声を掛けてもらった。こんなことは初めてでうれしかった」と笑顔。28日の新弟子検査を経て、初土俵となる春場所(3月8日初日、大阪・ボディメーカーコロシアム)へ「自分の相撲を取りきること。思い切っていくだけです」と話した。