大相撲の新大関照ノ富士(23=伊勢ケ浜)が2日、周囲の変化に戸惑いをあらわにした。東京・江東区の部屋で稽古を再開し、幕内宝富士、誉富士と40番で37勝3敗と圧倒。名古屋場所(7月12日初日、愛知県体育館)へ順調なスタートを切ったが、戸惑いも隠せないようだ。

 初優勝と大関昇進を決めた夏場所も、中盤まで「逸ノ城~」と、モンゴルの2学年後輩と間違われた。だが反響は大きく「前は『あ、お相撲さんだ』だったけど、今は『照ノ富士だ』って言われる」と、一気に知名度アップ。外出時も注目の的で「ありがたいんだけど、ちょっと自由じゃない」と苦笑いした。一時はうらやんでさえいた立場。普段から明るい性格でトークが売りだが「一番違うところは、みんな見てるから。ちょっと我慢してやらないと、俺、冗談が多いんで…。もう結構、つらいです」と、人気者らしい悩みを漏らした。