大相撲の小結逸ノ城(22=湊)が3日、昇進レースの巻き返しを誓った。次世代の大関筆頭候補として注目を浴びてきたが、モンゴルから同便で来日した照ノ富士に先を越された。埼玉・川口市内の部屋で稽古中には師匠の湊親方(元前頭湊富士)から「体重計を買おう。270キロまで量れるやつ」と言われ、春場所前に207キロを記録してから1度も量っていない体重を「痩せてはないと思います。もしかしたら…」と、理想の190キロは遠のくばかり。照ノ富士の伝達式はテレビで見ており「自分も頑張って追いつきたい」と意欲を見せた。
三役に復帰した夏場所は初日で横綱白鵬に初勝利し「(大関昇進の足固めも)行けるんじゃないかと思ったんですけど…」と手応えもつかんだ。2日目の稀勢の里戦で左肩を負傷後は苦戦しながらも勝ち越しを決め、名古屋場所(7月12日初日、愛知県体育館)では関脇復帰が濃厚だ。日本列島は各地で梅雨入りが始まり「雨好きっすよ。雨と遊んできます」と外に飛び出すほど、遊牧民出身の逸ノ城にはうれしい季節。大量の汗をかいて体重も落とし、追随の準備を始める。【桑原亮】


