横綱日馬富士(31=伊勢ケ浜)が2日目の13日、相撲協会に「右肘外側側副靱帯(じんたい)損傷で、1カ月の安静加療を要す」との診断書を提出して休場した。

 昨年秋場所の途中休場以来5度目。初日の小結妙義龍戦で上手投げを放った際に右肘を強打した。夏場所直後に手術した患部の悪化ではなかったが「手術で筋肉が硬くなって伸びないのに、無理やり伸びちゃった。力も入らない。名古屋のファンに申し訳ない」と頭を下げた。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「早く治して、次に備えないといけない」と話した。