場所前から好調を口にしていた大関琴奨菊(31=佐渡ケ嶽)が、7場所ぶりの2桁勝利に王手をかけた。

 平幕の佐田の海(28=境川)を、鋭い踏み込みから一気に左を差して攻め、2秒2の速攻相撲。寄り切って9勝目をマークした。会心の相撲内容に「立ち合い、良かったですね。イメージ通りです」と納得顔。「迷いなく相撲が取れているか」という問いに「反省は後からすればいいと、自信を持っていくようにしている」と返した。14日目は、優勝争いの輪に加わる平幕の勢(28=伊勢ノ海)の挑戦を受ける。最後の2日間に向けて「気持ちを高めて、やるべきことを集中して出したい」と気合を入れ直した。