イケメン力士でも知られる小結勢(29=伊勢ノ海)が、端正なマスクをゆがめた。昨年、旋風を巻き起こした力士同士の対戦となった好取組、関脇嘉風(33=尾車)との一番で寄り倒され、土俵下の落ちた時に左足すねを痛めた。
支度部屋に引き揚げ、風呂から上がっても腫れが引かないようで、氷で冷やした。「今はここ(すね)だけど、だんだん痛みが広がるかもしれません。体重をかけたら痛い。冷やして様子をみます」と、病院こそ行かないが翌日の症状が気がかりなところだ。
負傷を誘発した一番も、勢らしく自分に原因を求めた。動き自体は嘉風と互角にみえたが、勝負を分けたのは2度にわたる右からの小手投げ。これが相手を呼び込む形で体を密着され、寄り倒された。「今日は勝たなくては、と(体が)硬くなってしまった。気持ちが入りすぎると体は動かなくなる。そうなると、どうしても悪い癖が出て、強引に(小手投げで)振ってしまった。変な相撲を取るとケガをするということです」。痛みに顔をゆがめながらも反省の弁を口にしていた。

