微妙な一番で前日の豊ノ島戦を落とした西前頭6枚目の隠岐の海(30=八角)が、巻き返しの白星を挙げた。

 押し相撲の琴勇輝を逆に押し出して、5勝目(1敗)を挙げた。前日の一番の直接的な質問こそなかったが、いくつかの質問に「相撲が終われば明日のことだけしか考えない。(その日の相撲は)振り返らない。また明日、頑張ります」と返答。ショックを引きずらずに、切り替えて臨んだことを示唆していた。

 一方、星を“拾った”形の東前頭7枚目の(32=時津風)は、妙義龍に首投げで敗れ(4勝)2敗目。突き押しで相手の出方をうかがい、土俵中央でしばし、見合う形から二本を差したが、押し込まれて投げられた。一連の流れは「悪くなかったと思う。自分の相撲は(途中で)見合うことが多い。先に仕掛けようと思って中に入ったけど、あとは流れ。仕方がない」とし、序盤の動きも「動きはいいんじゃないかと思う」と自己分析。ただ、前日のことに触れられ「反響などは」の問いかけには無言を貫いていた。