大相撲春場所(3月13日初日、エディオンアリーナ大阪)で4場所ぶり36度目の優勝を狙う横綱白鵬(30=宮城野)が、大河ドラマゆかりの地から覇権奪回へ“出陣”する。今年から宿舎が堺市から大阪市天王寺区に変わり、徒歩10分圏内には天下統一を果たした戦国武将・豊臣秀吉に仕えた真田幸村が1614年の「冬の陣」で構築し、ドラマのタイトルにもなっているとりで「真田丸」の跡地がある。歴史好きで知られる白鵬も、長浜城を訪れるほど豊臣秀吉のファン。関係者によると、かねて会場に近い宿舎を熱望していたという。

 白鵬は07年名古屋場所の横綱昇進以降、4場所も優勝を逃したことはない。「早く宿舎になじんで、体をつくっていきたい」と話しており、大阪城の弱点とも言われた南側を守った真田のごとく、足場を固めて“春の陣”に臨むことになりそうだ。