大相撲の大関琴奨菊(32=佐渡ケ嶽)が“恐竜退治”した。24日、都内で行われた映画「ジュラシック・ワールド」のブルーレイ&DVDリリースヒット祈願イベントに出席。途中で暴れる恐竜が現れると、両手を広げ、右手を突き出して指一本触れずに手なずけた。

 決まり手は「まあ、腰砕けかな」。同席したプロ野球DeNA前監督の中畑清氏(62)からは、猛者ぞろいの角界に例えて「どんな恐竜でも倒さないといけない。もう大関じゃなくて、言っちゃおう。横綱、絶好調!」とエールを送られた。

 場所前の都内でのイベントは最後となったが、まだまだ多忙の日々は続く。それでも「すべてが自分の視野を広げる材料になる。一生懸命頑張ります」と、綱とりに挑む春場所(3月13日初日、エディオンアリーナ大阪)へ意気込んだ。