西幕下2枚目の宇良(23=木瀬)が、来場所の新十両昇進を確実にした。
同学年で西幕下8枚目の大輝(23=八角)をすくい投げで下し、6勝目を奪取。初土俵から所要7場所での新十両昇進(幕下付け出しを除く)は、元大関小錦や把瑠都を上回る史上4位のスピード記録となる。
元学生横綱で「雲の上の存在だった」という大輝に、宇良は真っ向勝負を挑んだ。立ち合いで真っすぐぶつかると、スキを見て相手の右足を取りにいく。バランスを崩した大輝の右脇に左腕を差し込み、そのまま体ごとすくい投げた。「押し負けないように。今日は開き直って、前に出る相撲を思い切り取ろうと思いました」。6勝目には「うれしいです」。地元大阪の場内からは、幕下力士では破格の声援も浴び「うれしいです。本当に」と感謝。十両での抱負を聞かれると「頑張ります」と短い言葉に力を込めた。

