日本相撲協会の春日野広報部長(元関脇栃乃和歌)が31日、東京・築地の日刊スポーツ新聞社を訪問し、名古屋場所(7月10日初日、愛知県体育館)をPRした。

 名古屋場所で話題となりそうな大関稀勢の里の綱とりについて、「個人的にもそうだし、多くの人が(横綱に)なって欲しいと思っている。風格も実力もある。あとは数字を残すだけ」と期待を寄せた。

 名古屋場所はチケットの売れ行きも順調で、昨年は1998年以来となる15日間満員御礼を記録した。春日野広報部長は「去年より、売り出しの時点では上回っている。完売日も5日以上は欲しい。担当部長(出羽海親方=元幕内小城ノ花)も初年度だけどはりきっています」と話した。