7月31日に膵臓(すいぞう)がんのため61歳で亡くなった、元横綱千代の富士の前九重親方の告別式が7日、東京・墨田区の部屋で営まれた。
午後2時前、九重親方(元大関千代大海)や関取衆6人らがひつぎを抱えて出棺する際には、部屋の前に駆けつけたファンから「千代の富士ー!」「ありがとう!」「大横綱!」「日本一!」など次々に声が飛び、多くの人々に愛されて天国へと旅立った。
葬儀には角界関係者を始め、生前に親交があったファッションデザイナーの山本寛斎氏、元サッカー日本代表FW釜本邦茂氏(ともに72)、歌手細川たかし(66)ら著名人も駆けつけた。1カ月前に出版社のパーティーで会ったのが最後というプロ野球巨人の原辰徳前監督(58)は「我々の世代の英雄であり、大ヒーロー。大変な業績は後世、未来永劫(えいごう)、語り継がれ、引き継がれると思う。ご苦労さまでした」と故人をしのんだ。

