大相撲春場所で負傷しながら新横綱として劇的な2連覇を果たした稀勢の里(30=田子ノ浦)が「左上腕部の筋損傷で加療1カ月」と診断されたことが29日、明らかになった。

 貴乃花親方が劇的な優勝を飾った稀勢の里に賛辞を贈った。「誰もが、もうダメかと思っていた中で、素晴らしい結果を招いた。これまで稀勢の里自身が築いた相撲道を、神様が見守ってくださった気がする。たいしたもの、よくやったと思う」。