首都圏以外で初開催となった「第7回AKB総選挙」から一夜明けたコンサート「後の祭り」では、AKB48グループのメンバーから「来年は新潟」「いや大阪」などと声が上がり、綱引き合戦が始まった。

 新潟に新設される「NGT48」に、キャプテンとして移籍する北原里英(23)は「来年は新潟とか?」と、NGT48兼任となる柏木由紀(23)にネタ振り。柏木が同調すると、北原は「じゃあ、来年は柏木さんの自費で(新潟開催を)」と落としつつも、グループ最大のイベント新潟招致へ色気を見せた。

 さらに、北原から、2年連続ランクインした感想を求められたNMB48の小谷里歩(20)も、大阪へ呼び込もうとアピール。「私は、去年より7位も上がって(54位で)すごくうれしかった。でも、NMBとしては、やっぱり寂しい」、地元開催でさらに活気づいたHKT48勢に言及し「今度は大阪でやってほしい」と訴えた。

 これまで、選抜総選挙は首都圏で開催されており、7回目の今年、初めての地方開催だった。

 近辺の宿泊施設は満室となり、導線の交通各社も活況。飲食店もにぎわい、地元スーパーでは、パネル展や関連イベントで集客をはかるなど、経済効果は20億円近いとの試算もあり、実際、来年以降が注目される。