AKB48の向井地美音(18)が19日、東京ドームシティホールでソロコンサートを開催した。昨年、シングル「翼はいらない」で初センターを務めた若きエースが、AKB48グループを引っ張っていく宣言をした。

 冒頭、ステージに現れた向井地は、「会場中が、みーおんのうちわでいっぱい。今まで見たことない景色で、うれしい!」と感激。「翼はいらない」、AKB48の代表曲「ヘビーローテーション」など23曲を披露した。

 コンサートでは、尊敬する先輩3人、板野友美、高橋みなみ、前田敦子の代表曲「制服レジスタンス」「Bird」「黒い天使」で映像に映る先輩たちに挑戦。

 アンコール前のあいさつでは、これまでは優等生だったとし、「これからは、もういい子ちゃんでいるのは止めようと思います。AKB48の先頭を走っていける人になろうと思います。いろんな先輩が卒業していくなか、私がやらなくて誰がやる」と、強く決意を表明。さらに、「私はAKB48を20年まで続けたいと思っています」と、11年目のAKB48で今後9年、引っ張り続けることも宣言した。

 また、小嶋陽菜からは、「埼玉県から来ました~」というキャッチフレーズを譲るというメッセージも届いた。同じ埼玉県出身で小嶋に憧れていたという向井地は、うれしそうな表情で「キャッチフレーズいただきました!」とこたえた。