香港の映画スター、ジャッキー・チェンは23日、訪問先のロンドンで記者会見し、中国の四川大地震に関する映画を制作する考えを明らかにした。

 公式ウェブサイトなどによると、既に被災地を見てきたチェンは会見で、現地には「数え切れないほどの勇気や人間愛の物語がある。映画を通じて(感動を)全世界に伝えたい」と述べた。

 チェンは、映画づくりは支援金集めの手段でもあるとしている。チェンは既に、実業家と共同で1000万元(約1億5000万円)を支援金として寄付、壊れた学校の再建などに充ててほしいとしている。

 チェンは今後、支援金集めの活動を続ける計画で、6月に香港と中国本土で被災地支援のチャリティーコンサートを行う。