ミュージシャンで作家の辻仁成(55)が3月31日、ツイッターを更新し、歌手GACKT(41)が訪問したフランスのホテルで従業員から人種差別を受けたことについて言及。従業員に対してとったGACKTの対応について「よいね」と感心した。

 GACKTは30日に更新したブログで、先頃訪問したフランスのホテルで人種差別を受けたことを告白。朝食を摂ろうと立ち寄ったビュッフェで、アジア人ばかりが希望する座席に座らせてもらえず移動させられるという店員からの露骨な人種差別的あつかいを受けたことを明かした。

 人種差別に呆れたGACKTだったが、そのまま黙り込むことはせず、店員に対し「なんでだ? 分かりやすいように説明してくれ」「大きい声で、わかりやすく言ってくれ」と、やり返したことを明かし、「ムカついて文句言って何もしないのは、愚の骨頂だよ。だったら、笑ってサラッと行動した方がよほど意味があると思わないか?」とつづっていた。

 パリ在住の辻は、GACKTのこうした対応に、「彼の対応、よいね。差別されたと感じたら、パリでは、相手を徹底的に問い詰めるべき」とコメント。「堂々と挑めば差別は受けにくい、とおいらは思う。おいらは相手をじっと睨みつけ、最後は日本語で罵倒します」と自身の考えをつづった。