堀内孝雄(65)と柏原芳恵(49)が2日、初回ゲストとして出演するCS放送「歌謡ポップスチャンネル」の新番組「クロスカヴァー・ソングショー」(5月6日スタート、水曜午後11時)の取材会を都内で行った。

 番組では互いの楽曲をカバーしあう。堀内は柏原の83年の曲「春なのに」を、柏原は堀内の90年の曲「恋唄綴り」を披露する。「春-」のレコーディングを行った堀内は「難しいわ」と苦笑いで、柏原は「すっごい楽しみ。ドキドキします」と話した。

 柏原にとって「春-」は特に思い入れが強い曲で「中島みゆきさんと出会った曲。中島みゆきさんが、レコーディングにいらっしゃってくださって、細かく教えてくださった。そのことで今の歌い方、自分の世界観や表現の仕方が広がった」としみじみと話した。

 堀内は昨年4月に結成された全員が60代のユニット「ブラザーズ5」としても活動中。「今年もいろんな回りますよ」と今年も活動継続を宣言した。

 メンバーはフォーク全盛期に時代を築いた歌手杉田二郎(68)ばんばひろふみ(65)高山厳(63)、因幡晃(61)だが、「長老なんで集まると楽しい。61歳の因幡晃が一番年下。『あれから40年』がたくさん歩いている」と笑い飛ばした。