俳優渡辺大(30)主演のNHKBSプレミアムドラマ「独眼竜■花嫁道中」(7月29日午後10時)が、このほどクランクアップした。使用した鎧兜(よろいかぶと)は、28年前、87年のNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」で伊達政宗役を演じた父、渡辺謙(55)が実際に使用したもの。大は「実物を見たのは今回が初めて。伊達政宗公の鎧甲から出る力強さにパワーをもらいました」と話していたという。

 物語は、宮城県の架空の町・独竜町で、町おこしのために花嫁行列再現に挑むシャッター商店街の人々を描くコメディードラマ。大は、政宗にあこがれる青年の役で、鎧兜姿は周囲を説得する場面などで登場するという。撮影は、宮城・大和町や仙台市内などで行われた。大は「地元のみなさんからエキストラ出演などの協力を得て、いいシーンが撮れました。笑って、心温まるストーリーになると思います」と話している。栗山千明(30)らが出演。

※■=ハートマーク