エアーバンド、ゴールデンボンバーの鬼龍院翔(31)が「有名だからってといって寄ってくる女は大抵アブナイ奴」だと女性に対し、警戒心があることを露わにし、「優しくしてくれる女性はみんな目がお金のマークに見える」と構えてしまうことを告白した。

 鬼龍院は4日放送のTBS系「サワコの朝」に出演。司会を務めるエッセイスト阿川佐和子(61)とバンドや自身についてトークを行った。話題が創作に及び、鬼龍院はこれまでも公言してきた通り、「作詞づくりはマクドナルドでやる」と語り、有名ファーストフードチェーン店で創作する理由について「リアルな歌詞が書ける」「普通を目の当りができる現場」だと言って、そこを生活感のある歌詞が書ける「パワースポット」だと語った。

 そこで出来上がった作詞について、司会を務めるエッセイスト阿川佐和子(61)が「しっかり聴いたら『僕、恰好いいだろ』って全然言わないのね」と感想を漏らすと、鬼龍院は「公私ともに(僕、格好いいとは)なれないんですよね。自分に自信がない」と悩みを吐露した。

 鬼龍院は自分によって来る女性について、「有名だからといって寄ってくる女は大抵アブナイ奴」だときっぱりと言い、阿川を「警戒心旺盛だね」と苦笑いさせた。さらに、鬼龍院は「(自分が)稼いでいるのがバレているので、優しくしてくれる女性はみんな目がお金のマークに見える」といい、「1回疑う」と、出会った異性に対し、構えてしまうことを告白した。

 また、自身が手掛ける楽曲の中で「失恋の曲が8割」だという鬼龍院は多くの失恋を繰り返しているといい、失恋をすると「創作意欲がわく」と語り、好きな相手が遠くに行ってしまうから「歌うしかない」と創作に励むと力説した。そんな鬼龍院に阿川は「う~ん切ない」と同情すると、鬼龍院は「せつないですね。いつかはこんな生活止めたいですけどね」としみじみと語った。

 最後にバンドの今後について尋ねられた鬼龍院は「特にビジョンが見えない」としたが、自身が好きだったという「90年代のJ-POP」の良さについて、「自分たちなりに伝えたい」という“使命感”を示した。一方で、メンバーに対しては「自由に楽しんで頂けたら、健康でいてくれたら、それでいい」とあくまで“ありのまま”でいることを願った。