喜劇女優の藤山直美(56)が16年ぶりに映画主演することになった。阪本順治監督(56)の新作「団地」(16年公開)で21日、栃木県足利市での撮影が公開された。同監督の00年「顔」以来の映画主演作で、団地妻を演じ、自宅を訪れる謎の男に斎藤工(33)がキャスティングされた。

 最高気温36度の中、現在も住民が居住する団地でカメラが回った。藤山は竹内都子(53)らが演じる他の団地妻たちが疑惑の目を向ける中、「ちはー(こんにちは)」と声をかけるシーンを演じた。

 藤山は現在、“抱かれたい男NO・1”斎藤との初共演について「そんな目で見たことはないし、見ずに撮影が終わると思うけど…そういう目で見てみよう」と笑った。