ABC(朝日放送)の脇阪聰史社長(67)が24日、大阪市福島区の同局で夏の定例会見を開き、お笑いコンビ「ピース」に、今年冬に5年ぶりに復活させる「M-1グランプリ 2015」へのエントリーをめぐり、ラブコールを送った。

 M-1は、既にエントリー受け付けが始まっており、8月17日からは1回戦がスタートする。又吉直樹(35)が「火花」で芥川賞を受賞し、今最も注目されるコンビは、まだエントリーしていない。

 脇阪社長は「順調に(M-1は)進んでいます。ですが、ぜひとも某先生にも出ていただきたい」。当初はコンビ名を伏せたが、その後の発言で「ピースの場合は03年結成で、(今回は結成15年で出場の)資格はあります。まだ、エントリーされておりませんので、首を長くして待っております」と続けた。

 5年ぶり復活で、失敗はできない今回のM-1。又吉の参戦で、さらに活気づかせて欲しいとの願いが、率直に社長の口をついて出た形だ。