俳優池松壮亮(25)菅田将暉(22)が、来年公開の映画「セトウツミ」で、究極の「会話劇」に挑戦することが10日、分かった。

 世代を代表する演技派若手俳優2人が、初めてダブル主演し、演技力の競演を繰り広げる。

 原作は「別冊少年チャンピオン」に連載中の人気漫画で、舞台は、大阪のとある高校の放課後。菅田演じる瀬戸と、池松演じる内海が帰り道にする他愛もない会話がメーンだ。ウイットに富んだ掛け合いや、ほろ苦い恋バナなど、軽妙なトークが人気。配給のブロードメディア・スタジオは「演技の90%はしゃべり。アクションもありません」と説明する。

 メガホンをとるのは、「まほろ駅前」シリーズで、バディー(2人組)ムービーの製作に定評のある大森立嗣監督(44)。スキのない黄金トリオが軸となる。