漫画家の佐藤秀峰氏が、元セクシー女優で現在は漫画家として活動する峰なゆか(31)が他作品からネタを借用したことが発覚した騒動について、「ブーメランが返ってきてしまいましたね…」とコメントした。

 峰は今年8月に著作「女くどき飯」と田所コウ氏の漫画「コトコトくどかれ飯」を比較して、設定やタイトルの類似を指摘していた。しかし峰が「アラサーちゃん」を連載する「週刊SPA!」は12月1日号で、同作品にTSUKURU氏による4コマ漫画「きょうのゲイバー」と類似のネタがあったとして謝罪した。

 「女くどき飯」騒動の際は「怒りはもっとも」と峰を擁護しつつ、「僕の場合、いろんな漫画や創作物の影響を受けて漫画を描いているので、怒りきれないところはあります。あんまり怒ったら、ブーメランになりそうな気がして…」と自身の考えを示していた佐藤氏だが、24日にフェイスブックで「アラサーちゃん」謝罪について「やはりというか何と言うか、ブーメランが返ってきてしまいましたね…」とコメントした。

 佐藤氏は「あれほど強靱(きょうじん)にパクリを糾弾した峰さんが、なぜ自分も同じことをしてしまったのか…?」とつづる。作品が人気になると「自分が偉くなったような気がする瞬間」が訪れてしまうとして、「つまり、調子に乗っちゃダメなんだろうなと。自分への戒めとしたいです」と語った。