2015年の芸能ニュースを振り返る。

 1月にはサザンオールスターが前年末の年越しライブでの一部パフォーマンスに対する批判に謝罪。また、後に芥川賞を受賞するピース又吉直樹の第1作「火花」が文芸誌に掲載されたことなどが話題となった。

■桑田佳祐、“不敬”パフォーマンスを謝罪

 昨年末の年越しライブでの一部パフォーマンスに「不敬だ」と批判が寄せられていたサザンオールスターズの桑田佳祐(59)が15日、謝罪文を発表。「特定の団体や思想等に賛同、反対、あるいはおとしめるなどといった意図は全くございません」と説明。その後、17日にはラジオ番組「桑田佳祐のやさしい夜遊び」(TOKYO FM)で、「下品な冗談を言うべきではなかった」と14分間にわたってあらためて謝罪した。

■ピース又吉、文芸誌で純文学執筆デビュー

 又吉直樹(35)の最初の小説「火花」が文芸誌「文学界」2月号に掲載された。同誌は82年前の創刊以来初めて増刷し、発売2日で発行部数は同誌史上最高の4万部に達した。

■「ひょうきん族」出演の名物社長、石井光三氏が死去

 芸能プロダクション、石井光三オフィス会長の石井光三さんが6日に死去していたことが13日、わかった。事務所が発表した。石井さんは胆管がんでかねて病気療養中だった。83歳。

■極楽山本、8年半ぶり復帰ライブを開催

 芸能活動を停止していた元極楽とんぼの山本圭壱(47)が19日、下北沢駅前劇場で約8年半ぶりにお笑いライブを開催した。

■三船美佳が高橋ジョージとの離婚求め提訴

 女優三船美佳が、ロックバンド、THE虎舞竜の高橋ジョージとの離婚を求め提訴したことを発表。その後、裁判は高橋による「モラルハラスメント」が争点となり、双方の主張が食い違いドロ沼と化すことに。

■「イスラム国」(IS)人質事件で放送自粛相次ぐ

 「イスラム国」による人質事件の影響で、さまざまな番組で自粛が続いた。テレビ朝日系「ミュージックステーション」で、ロックバンド、凜(りん)として時雨が楽曲「Who What Who What」の歌詞を「諸刃(もろ刃)のナイフ」を「諸刃のフェイク」など変更して演奏。登場キャラクターたちがナイフを振り回すシーンが問題視されたフジテレビ系アニメ「暗殺教室」の第3話が放送見送りになるなどした。