歌手浜崎あゆみ(37)の元恋人でバックダンサーを務めていた“マロ”としてしられるタレントの内山麿我(31)が、低迷するテレビ業界に対する自身の考えをつづった。

 内山は3日に更新したブログで「ちょいちょいカラオケ大会で点数競い合う番組あるでしょ。俺あれに違和感」と書き出した。

 自身、ミュージシャンとしても活動しているだけに、歌に対する思いは強い。「別に番組の企画自体がつまらないとか、ダサいとかじゃないです」と前置きした上で、「ただ、なんで機械がつけた点数を競い合うだけなの? 歌って気持ちじゃねーのか? って思う」と、持論を展開。「点数高くて上手い人もいるけど、ブラウン管越しだからなのか 本当に心が込もった歌には聞こえないんだよなー」とつづった。

 また、内山はそうしたカラオケ番組を一つの例として、テレビ業界の現状に言及した。

 若者を中心に深刻なテレビ離れが続く中、その打開策を見い出せずにいることに「分からないけど、皆ビビってんだと思うんだ。そりゃあ大企業と大赤字で、景気回復してるとか言うけど 実感はしない人の方が多いだろうし そんな中で冒険して、挑戦して新しい事を打ち出すってなかなか出来ないことだと思う」とコメント。「番組を中心で作ってる方達からしたら腹が立つ意見だろうし、お前に何が分かる? って感じだと思う」としながらも、「けど、つまらないよね。マジシャンの種明かしとか、芸人の芸の裏側とか、見せちゃいけない所を見せ過ぎ」と指摘した。