KAT-TUNが25日、テレビ朝日系「ミュージックステーション」に生出演した。今月末でジャニーズ事務所を退社する田口淳之介にとっては、最後のステージ。4人でのラストパフォーマンスとなった。

 歌唱前、司会のタモリとトークした。タモリから「田口、最後ですが」と振られると、田口は「そうですね。今まで頑張ってこれたのは、ファンの皆さんのおかげです。ありがとうござます。これからはKAT-TUNと僕でそれぞれ違う道を歩くことになるんですけど、それが終わりじゃなくて、スタートだと思って、今は希望にあふれています」と真剣な表情で語った。ただ、タモリから「入り口…?」と聞かれると、「出口、田口で~す!」とファンにはおなじみのフレーズでおどけて見せた。

 中丸雄一は「4人での最後の時間、このMステでいただけたこと、関係者の皆さまに感謝しています」。上田竜也は「田口と歌うのはこれで最後なので、1秒1秒、本当にしっかり大事に歌いたいと思います」と話した。

 デビュー曲「Real Face」を4人で歌唱した。その後、田口を除く3人で新曲「君のユメ ぼくのユメ」を披露。上田が涙をぬぐう場面もあった。

 番組の最後には、田口がタモリから花束を渡された。「ありがとうございます!」と感謝し、メンバー3人からも「お疲れ!」とねぎらわれた。田口が「3人に頑張ってもらいたいというのと、俺も頑張らなきゃなと思います」と話すと、亀梨和也が「安心してください! 頑張りますよ」と返し、笑顔で締めくくっていた。