ミュージシャンの内田裕也(76)が、12日に80歳で亡くなった世界的な演出家蜷川幸雄さんを悼んだ。内田が88年に行ったライブイベント「モロトフカクテル」の演出は蜷川さんが手がけた。

 内田は14日にツイッターで、「モロトフカクテル」にまつわるエピソードを次々とつづり、「何とかもう一度やりたい…この10年間はずっとそう思い続けていた!蜷川さんは再演する時は全面的に協力すると言ってくれた。今ならもっと素晴らしいステージになると確信している。いつか必ず再演を!!」と今なお強い「モロトフカクテル」への情熱を明かす。

「毎日劇場に行くのが楽しくてしようがなかった。俺を驚かせる様な演出が次々と繰り出された。灰皿は飛んでこなかった!あっという間の8日間。忘れない!さすが蜷川、天才だと実感した」と振り返り、「心からご冥福と、天国でも天才ぶりを発揮して下さい!ありがとうございました」と追悼した。