NHK大河ドラマ「真田丸」(NHK総合日曜午後8時)の3日の平均視聴率が、16・4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが4日わかった。

 前回6月26日の平均視聴率は18・3%だった。

 3日の回は、世継ぎの鶴松を失った豊臣秀吉(小日向文世)はおいの秀次(新納慎也)に関白を譲って太閤と呼ばれる。しかし、大名に号令をかけ、朝鮮出兵に乗り出した。最初は破竹の勢いで勝ち進んだ。だが、次第に戦況は悪くなる。

 最中に茶々(竹内結子)が再び懐妊した。

 秀吉は大名らの戦意を高揚させるため、「仮装大会」を催す。真田昌幸(草刈正雄)の出し物は「瓜売」。だが、まさか秀吉の出し物とかぶってしまった。

 「味よしのう~り~。召されそうら~え~」。どうみても真田昌幸の方がうまい。このままでは秀吉に恥をかかすということで、仕方なく急病で不参加、ということで断念した。

 一方、上田では祖母のとり(草笛光子)が最期の時を迎えようとしていた。上田に戻った信幸(大泉洋)と信繁(堺雅人)に「お前たちが真田を守っていくのだ。おばばは見ておるぞ」と伝えて亡くなる。

 その2日後に、真田家の命運を握る豊臣秀頼を茶々が出産する、という回だった。