高校野球好きのアンジャッシュ渡部建(43)が14日、東京・福家書店新宿サブナード店で著書「ワタベ高校野球の味方です。」(KADOKAWA)発売イベントを行った。

 この日の高校野球西東京大会3回戦で、2試合連続本塁打を放つなど、4打数3安打3打点の活躍で勝利に貢献した早実の清宮幸太郎内野手(2年)を絶賛した。

 渡部は、大の高校野球ファンで、甲子園だけでなく全国の地方大会にも足を運ぶ。最近も、仕事の合間に広島県大会を観戦したことを明かし、この日も早実の試合を球場で観戦した。

 「(清宮の本塁打は)最高でしたね。すごかった。確実に去年からレベルアップしてて、さらにすごい選手になりそうですね。早実は打線はすごくいい。投手陣に少し不安があるけど、去年も打ち勝って球場全体の雰囲気で勝っていったチームなので(2年連続甲子園の)可能性は十分にあると思う」

 1年生ながら早実の4番打者の野村大樹(だいじゅ)内野手にも触れ「彼も今日打ちましたからね。すごくいい選手だと思います。清宮選手とのコンビがすごくいいので、あの2人が甲子園に出たらすごく世間を賑わすと思いますよ」と興奮気味に話した。

 取材陣から、秋田の地方大会に行く話はしていないのかと、昨年熱愛がうわさされた佐々木希(28)を匂わせる質問を受けると、表情をゆるませたが、「していないです! 誘われたこともない。機会があれば地方大会全部行きたいですけど」と話した。

 続けて、結婚までは野球でいうと何回まで進んでいるのかと問われ、「全然です。始球式も始まってないです」と答えた。

 最後に自分にとっての女房役、最高のパートナーは誰かと聞かれ、「野球の質問じゃないので、答えませんよ」とシャットアウト。取材陣から「児嶋さんじゃないんですか」と指摘されると、再び表情をゆるませ「それはちょっとずるい。そりゃ、児嶋ですよ」と苦笑いを浮かべた。

 去り際も、交際は順調なのかなどと質問が飛び、「何もないです。始まってもいませんから!! もう~、ネット見ろ!!」と笑わせ、会場をあとにした。