タレントのRIKACO(50)が、女優高畑淳子(61)が強姦(ごうかん)致傷容疑で逮捕された息子で俳優の高畑裕太容疑者について謝罪した会見で、「(被害女性に)高畑さんから何か伝えるべきことがあったんじゃないか」と私見を述べた。

 RIKACOは29日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」出演し、「被害に遭われた方の気持ちってはかり知れないと思う。感じることって人それぞれじゃないですか。もしかしたら本当に苦しんで、居てもたってもいられないくらい傷ついているのか、それともそうじゃないのかっていうのは、私たちは見えない」と、“魂の殺人”とも言われる性犯罪の被害者が受けた心の傷は、部外者に見えないものだとおもんばかった。

 その上でRIKACOは「これ、何のための会見だったんでしょうね」と疑問を投げかけた。宮根誠司キャスターは「高畑淳子さんも会見をせざるを得ない、やっぱり主役を務める看板の女優さんで、事の経緯をしゃべらざるをえない状況ではあると思う」と補足したが、RIKACOは「被害者の方はこの会見を見てる可能性はありますよね。そしたらやっぱり、直接会えないのであればこの場を借りてでも、もっと彼女(被害女性)に対して高畑さんから何かを伝えるべきことはあったんじゃないか」とコメント。また謝罪会見での高畑について「立派だと思ったんですけど、被害に遭われた女性への気遣いよりも、裕太くんの仕事への謝罪だったり『大変なご迷惑をお掛けして』っていうことが仕事関係の方々に向けての謝罪のように聞こえた」と、被害女性に向けた言葉が少なかったことを指摘した。

 さらにRIKACOは、「母親として一番やらなければならないことは自分の息子を本当に叱ること。守ることも大事なんですけど、20歳を超えた自分の息子が犯罪を犯した時に、もちろん親は一生かけて寄り添うんですけど、こういうことを起こしてしまった息子に対しては、やっぱりまず叱ること。ただ事じゃないんですよ。その、事の重大さを息子に伝えないと」と持論を展開した。