嵐の相葉雅紀(33)が、グループを脱退をして料理人になろうと考えていた過去を明かした。

 相葉は7日放送のNHK「あさイチ」に出演。02年と11年に気胸を発症し入院したことで、「今あるものは当たり前じゃない」という思いを強く抱くようになったと話した。

 気胸を発症した際には、嵐としての活動を「『できるのかな』って。苦しかったし、『激しい運動はできなくなっちゃうかもね』って先生に言われたので、そのときに『嵐に戻れないかもしれない』って思った」という。

 「親にはもう『無理かも』っていう相談もして、親と話して(脱退の意志を)固めて、会社に伝えようかなと思っていた」と、脱退を申し出る寸前までいっていたという「歌って踊れないので、ほかの4人に迷惑を掛けると思ったので。もう僕は料理人になろうかなと」と、実家が営む中華料理屋で修業をしようかと考えていたが、「ただ奇跡的な回復で、元気なんですけど」と笑った。

 相葉はそうした病気の経験から「今っていうこの時を大切にしないと。『今の積み重ねが未来になっていく』って考えるようになった」と語った。