菊川怜(38)真矢ミキ(52)河北麻友子(24)が29日、都内で行われたライオンズクラブ創立100周年記念「ダメ。ゼッタイ。」「NOドラッグ」薬物乱用防止大パレードに参加した。

 菊川らと12年まで同じ芸能事務所に所属した高樹沙耶容疑者(53)が25日に大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたばかり。

 菊川は「薬物に手を染めるのに一般の人も芸能人もないと思いますが、やはり芸能の人は大きく報道されますし、社会的な影響は大きい。同じ世界で働いていたことで、とても残念です」。同じ事務所時代に異変を感じたか聞かれると「一切感じませんでした」と答えた。

 真矢は「まだ明らかにされてないので、コメントを差し控えさせていただきたい」としたが、薬物事件が芸能界で頻発していることについて「私もこういう世界で仕事をしているので人ごとではないというか、身近な問題なんだなと。やはり、お仕事をご一緒した方が逮捕される映像を見ると、ただ驚くというわけではなく、考えさせられます」と語った。

 3人は東京・銀座をオープンカーに乗ってパレードした。菊川は「薬物乱用のニュースを聞くたびに、根の深い大きな問題と感じます。危険をどうやって防ぐか考え、薬物乱用防止の一助になれたらと思う」。真矢は「ドラマで刑事役をよくやりますが、台本をいただくと薬物が身近な時代になったと痛感します。みんなで薬物防止への思いを広げたい」。河北は「私と同じ世代、私より若い世代の薬物に対する知識が上がればいい」と話した。