23日に心臓発作で倒れ、ロサンゼルス市内の病院に入院していた女優のキャリー・フィッシャーさんが現地時間の27日朝、60歳で死去。

 映画「スター・ウォーズ」シリーズで共演していたハリソン・フォード(74)が米情報サイトE!にコメントを発表し、「キャリーはユニークだった。光り輝いていて、個性的。面白くて、恐れ知らずだった。彼女の人生を勇敢に生きた。私たち皆が彼女を惜しむだろう」と語った。

 フィッシャーさんを「スター・ウォーズ」シリーズのレイア姫役に抜てきしたジョージ・ルーカス監督(72)も同サイトに、「キャリーと私は人生の大部分、友人だった。最高に賢く、才能ある女優であり、皆に愛される多様な個性を持つライターであり、コメディエンヌでもあった。家族、友人たち、ファンの皆さん全員とともに心から祈りたい。皆が彼女を惜しむだろう」と語った。

 さらに、「スター・ウォーズ」ファミリーの面々が、次々とツイッターで追悼のメッセージを発表。

 ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルは、「打ちひしがれている。言葉もない」とコメント。チューバッカ役のピーター・メイヒューは、「この喪失に言葉もない。キャリーはどこにいても、一番明るい光だった。彼女を惜しむだろう」。C-3PO役のアンソニー・ダニエルズは、「多くの人々が、彼女の回復をあんなに祈っていたのに。とても、とても悲しい」とコメントした。

 この他、ウィリアム・シャトナー、ウーピー・ゴールドバーグ、ベット・ミドラー、ロブ・ライナー監督らを始め、数多くのハリウッド業界関係者らが追悼のメッセージを寄せている。(ニューヨーク=鹿目直子)