2016年は、たくさんの子役が活躍を見せた年だった。その中でも、“天才子役”と絶賛された3人を振り返ってみよう!

■ジェイコブ・トレンブレイ(10)

 2006年生まれのジェイコブは、映画「ルーム」(15年)で一度も外の世界に出たことがない少年を演じ、その愛らしい演技が絶賛された。出席したアカデミー賞では「スター・ウォーズ」シリーズのR2-D2らが登場すると思わず席から立ち上がってしまうというかわいらしい場面も。2017年にはジュリア・ロバーツの息子を演じる「Wonder」(原題・2017年4月7日全米公開予定、日本公開未定)を控えていて、今後も注目作が続きそうだ。

■ニール・セディ(13)

 2003年生まれのニールは、演技未経験にもかかわらず2000人以上の中からディズニーの実写映画「ジャングル・ブック」(16年)に大抜てき。自分以外のすべてがCGで表現される中、唯一の人間を見事に演じきった。同作の続編製作の話はすでに進んでいるため、ニールが再び出演するかどうか注目が集まっている。ニール自身は、俳優業も続けたいが歯医者になることも夢だと言っている。

■ミリー・ボビー・ブラウン(12)

 2004年生まれのミリーは大ヒットNetflixオリジナルドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」で大ブレイク、一躍アメリカの人気子役となった。10月には米大手芸能事務所と契約し、前途有望。「ストレンジャー・シングス」のシーズン2に戻ることが決定しているミリーはパフォーマンスも上手で、2016年のエミー賞では同ドラマの子役仲間とともにブルーノ・マーズのヒット曲「アップタウン・ファンク」を披露している。

 大人顔負けの演技を見せてくれる子役たち。彼らの今後の活躍にぜひ注目していただきたい。【ハリウッドニュース編集部】