紅組の勝利で幕を閉じた「第67回紅白歌合戦」から一夜明けた1日、司会を務めた女優有村架純(23)がブログを更新し、その舞台裏を赤裸々につづった。

 朝ドラの撮影をこなしながら、紅白の台本を手に準備を重ね、本番に臨んだ初司会だった。

 「本番は、口から心臓が飛び出そうなところからスタートし、グタグタな進行と、聞き取りづらい滑舌と、声とで、不快な思いをされた方もいたと思います。本当にすみません」と振り返った。

 それでも白組司会の相葉雅紀と総合司会のNHK武田真一アナウンサーのフォローに感謝。生放送とあって台本通りにはいかないケースもあり、たびたび変更点も起きた。視聴者にはわからない舞台裏だが、ドタバタしていた様子だった。

 そんなとき、相葉が最善策を適宜アドバイスして支えてくれたことを明かした。さらに武田アナの言葉を伝えるプロの仕事ぶりを目の前で見て、あらためてアナのプロ魂を感じたようだった。

 「どうか、負担にならないように。失敗しないように。と思っていたけど結局頼りっぱなしで、相葉さんには申し訳ない思いと、感謝の気持ちでいっぱいです」。

 普段はドラマや映画などで活躍する有村は「本当に貴重な経験をさせていただいてアーティストの方々の音楽が素晴らしくて、ずっと浸っていたいくらいでした。表現するということの魅力を、改めて感じることができたのも皆さんのおかげです。ありがとうございました。いつもいるお芝居の世界とは違う空気感。二度と味わえない空気感でした」と興奮冷めやらぬ様子だった。