テレビ朝日系ドラマ「相棒」の元日スペシャル(午後9時)の平均視聴率が17・3%(関東地区)だったことが2日、ビデオリサーチの調べでわかった。水曜午後9時の連続ドラマも人気だが、元日の特別版も高視聴率だった。

 元日は、特命係に黒水町への異動の辞令が下る。急な欠員補充のための臨時措置だが、刑事部長の内村(片桐竜次)には右京(水谷豊)を亘(反町隆史)と共に正式異動させ、特命係を閉鎖する腹積もりがあった。2人が警視庁をたった夜、警察幹部と東京都の首長クラスの会合が開かれる。そこには警視総監の四方田(永島敏行)らに交じり、黒水町長の和合(八嶋智人)の姿もあった。一方、右京と亘は勤務地の駐在所へ。2階の室内には前任者が残したカレンダーと、香をたいたような匂いが残っていた。前任者について調べると、これまでに5人の警察官が突如姿を消し、無断欠勤扱いのまま放置されていることが分かる。最後に失踪した警部の住まいで右京たちは、ケーブルテレビの詠子(伊藤歩)に遭遇。詠子は黒水署の警察官連続失踪事件を追っているという。公になっていない情報をどこから入手したのか、という内容だった。