童謡「森のくまさん」の日本語詞を改変したとして、訳詞者から慰謝料などを求められた芸人、パーマ大佐(23)が、「R-1ぐらんぷり」で3回戦進出を決めたことを受け、同大会決勝を生放送するカンテレ(大阪市北区)の福井澄郎社長(69)は20日、大阪市内で開いた年頭会見で、改変問題に言及した。

 福井社長は「替え歌ネタなども確かに多くありますし、あれだけ(パーマ大佐のネタ)を見れば、おもしろいとは思います。ただ、権利者の思いや(改変の)問題については、難しい問題」と語った。

 替え歌の自粛など、大会への影響については「正直、分からない」とし、パーマ大佐の今後については「どういうネタで挑戦してくるのか、それも拝見していきたい」とした。

 またこの日、今年の「R-1ぐらんぷり」決勝は、2月28日午後7時から、フジ系全国ネットで生放送すると発表した。