関ジャニ∞丸山隆平(33)が21日、自身の主演映画で、宗教団体「幸福の科学」への出家騒動渦中にある女優清水富美加(22)が出演予定だった「泥棒役者」(11月公開)について語った。月末の金曜日に仕事を早く終え、週末のプライベートを充実させるプロジェクト「プレミアムフライデー」のナビゲーターに就任し、この日都内で行われた就任イベントに出席した。

 撮影の状況について聞かれると、「絶賛撮影中です。順調です。みなさんも、プレミアムフライデーを利用して、見に来ていただければ」と笑顔で答えた。「予定通り11月に公開できそうですか?」と聞かれると、「詳しくは聞いていないですが、撮影は順調です。心配してくださって、ありがとうございます。無事完成させますので! 11月ですね」と話し、両手の人さし指を立てた。ダンディ坂野のギャグにちなんで、「11月、『ゲッツ』したいと思います!」と明るく宣言した。

 「泥棒役者」は1月26日にクランクイン。関係者によると、清水は同日から参加し今月3日までの間、予定通り撮影をこなした。しかし5日や7日に「胃腸炎」「インフルエンザ」などと所属事務所関係者から製作側に連絡が入って撮影不参加となり、11日夜には関係者から、清水が「幸福の科学」の活動に専念したいとの意思を伝えられ12日、清水は出家を発表した。清水が務める予定だった女性編集者役としては、石橋杏奈(24)の出演が決まっている。

 関係者によると、現場のスタッフや出演者たちは、清水の突然の降板というハプニングを乗り越えようと、一体となって再出発しているという。今月中に撮影が終了する予定だったが、清水のドタキャンの影響で、スケジュールの再調整などもあり、クランクアップは来月にずれた。清水の出演シーンに関しては、順次撮り直していき、当初の予定通り11月公開に向けて順調に進んでいるという。

 この日のイベントでは、メンバー7人で「プレミアムフライデー」をアピールした。ゲスト出演した世耕弘成経産相と石塚邦雄経団連副会長からは、金色のたすきを掛けられた。村上信五(35)は世耕経産相から「たすきお似合いですね。選挙もいつでもお待ちしていますよ」と「スカウト」されると、「いらんこと書く人が出てくるから、やめてください!」と返した。

 さらに横山裕(35)から「村上くんが大臣からたすきを掛けられているのを見て、ついにここまで来たかと感慨深かった」とからかわれると、村上は「ジャニーズに骨うずめますよ! 大丈夫ですよ」と政界転身を否定していた。