宝塚歌劇団宙組公演「誰がために鐘は鳴る」(来年1月1~30日、東京宝塚劇場)の会見が10日、都内で行われた。スペイン内戦を舞台にした米作家ヘミングウェーの世界的名作のミュージカル化で、78年の鳳蘭・遥くららコンビ以来32年ぶりの再演。義勇軍に参加した大学教授ロバート・ジョーダン役の大空祐飛は「大作に挑戦できて舞台人としてこの上ない幸せ。真っ白な状態で臨みたい」、ゲリラの娘マリア役の野々すみ花は「マリアは純粋で清らかな女性。無心で取り組みたい」と話した。

 [2010年8月10日19時41分]ソーシャルブックマーク