9日に放送された日本テレビ系連続ドラマ「家政婦のミタ」(水曜午後10時)第5話の視聴率が22・5%を記録したことが10日、ビデオリサーチ社の調べで明らかになった(関東地区)。SMAP木村拓哉主演のTBS系「南極大陸」が第1話で記録した22・2%を抜き、今期連ドラのトップに立った。

 「家政婦のミタ」は女優松嶋菜々子(38)主演。感情を失った無愛想な家政婦が、卓抜した家事力で問題家庭を破壊、再生させるサスペンス型のホームドラマ。初回は19・5%でスタートし、19%台をキープしながらついに20%の大台を超えた。

 大平太プロデューサーは「正直、驚いている。視聴者のドラマ離れが指摘される中、これだけ多くの人に見てもらえたのは本当にうれしい。これからミタの過去も明らかになっていきますので、後半もぜひ楽しみにしてほしい」と話している。

 脚本は「GTO」「女王の教室」などで知られる遊川和彦氏。