テレビ朝日が30日、東京・六本木の同局で定例社長会見を行った。10月終了時点の年間平均視聴率で開局以来初めてプライムタイム(午後7~11時)で首位に立っているが、好調の要因について早河洋社長(68)は「社長のちい散歩と呼んでるんですが、私が各部署を歩いたり、食堂のバーで若手社員と飲み会をしたりと社内の風通しを良くしようとしてきたことですかね」などと分析。全日(午前6時~深夜0時)が7・6%、ゴールデンタイム(午後7~10時)が12・0%で首位日本テレビとの差は、ともに0・4%差。初の3冠獲得に向けては「この差は簡単ではない。12月の特番の出来栄え次第」との見解を示した。