8日に行われた第36回日本アカデミー賞授賞式で「全身がん」と告白した女優樹木希林(70)が12日放送の日本テレビ系「ミヤネ屋」で、現在の心境を淡々と語った。

 「何年も前からがんですから。乳がんは全身に転移しますから。病院に行くと、また見つかるから行かない。神経質になるとダメ」。

 授賞式後、夫でロック歌手の内田裕也(73)に病状を説明したというが、内田からは「死ぬときは俺を連れて行くな、俺を引っ張って行くなよ」と言われたと明かした。

 仕事については「もう、70歳になったので義理の仕事だけやらせてもらってます」と話した。