女優夏木マリ(61)が25日、東京・銀座のスターバックスで行われた「ドピオ

 バール」オープニングセレモニーに出席した。

 イベントでは、ポストカードを送るコーナーがあり夏木は、先日引退を発表したアニメーション映画監督、宮崎駿氏(72)へ「さっさと引退お疲れさまでした」と書いた。

 01年公開の「千と千尋の神隠し」でキーマンとなった湯婆婆(ゆばーば)の声を担当した。「1回しかお仕事していないので、もう何度かご一緒したかった」と引退を惜しんだ。「湯屋

 油屋」の経営者、湯婆婆を演じる際、宮崎氏から「うちには鈴木(敏夫)という、お金を勘定するプロデューサーがいるが、決して悪者ではない。(湯婆婆も)一生懸命に仕事をやる人でいてください」と言って演出を受けたという。その言葉に感銘を受けた夏木は「引退会見はかっこよかった。いつも正直に、怒って作品を作っていらっしゃったから。『千と千尋』は私の宝物の作品。あれから声の仕事もさせてもらうようになった。感謝しています」と感謝の言葉を並べた。