2013年のミス・インターナショナル世界大会が17日、東京都内で開かれ、フィリピン代表のベア・ローズ・サンチャゴさん(23)が優勝した。

 新ミスへ王冠を渡して祝福するはずの前年ミス、吉松育美さん(26)が欠席する異例の大会となった。

 主催の国際文化協会(東京)は今回、王冠を渡す役を08年のミス(スペイン代表)に任せた。吉松さんは16日に東京都内で記者会見し、「私が脅迫などの被害に遭っているため、不安を感じた協会から『体調不良を理由に自粛してくれ』と告げられた」と説明した。

 協会関係者は「大会以外のことで騒ぎになると予想されたので、吉松さんに相談した。今回の事態は残念です」と話した。

 大会には世界67カ国・地域の代表が参加した。日本代表の高橋有紀子さん(25)は入賞を逃した。